『転ばぬ先の杖』・・・

『転ばぬ先の杖』・・・
『転ばぬ先の杖』・・・

2013/05/27付「日本経済新聞」で、
『親離れできない大学生増 少子化・就職難が影響』
との記事が掲載されました。

 

2012年に「ベネッセ教育研究開発センター」が実施 した調査結果だそうです。

 

それによりますと、
学生生活や就職などで「保護者の意見に従うことが多い」と答えた学生は、2008年の調査結果より増えているそうです。
担当者は、
「少子化に加え、就職難で親子関係が密接になる傾向がさらに強まっている」
と分析しているそうです。
また、

「困ったことがあると保護者が助けてくれる」

「お金が必要になったら保護者が援助してくれる」

と回答した学生も増え、親離れできない学生が増えている様子がうかがえると記載されています。
Inachanの分析では、

「親離れできない学生」よりも、「子離れできない母親」の方が多いように思います。
さらに、
大学生活でも受け身姿勢が目立ち、
「学生生活は大学の教員が指導・支援する方がよい」
「教員が知識を一方的に教える講義形式の授業がよい」
との回答が多かったとのこと。
はたまた、
「興味がなくても楽に単位をとれる授業がよい」
そうです。
そう言えば、目標があっても段階を経て努力をしそこに達成することよりも、目標に如何に楽をして達成するかということに努力をする、ことが今の学生なのかもしれません。
「転ばぬ先の杖」
を与え過ぎた結果、自らチョイス(選択)する力を失っているのではないでしょうか?
学生時代には失敗を恐れずに多くの「失敗」をして成長して欲しいものですが・・・